夫婦で登る日本百名山へ戻る                                    

本宮山
(789m)
2009.4.19日(快晴)
妻と二人のパーティー

三河國・一ノ宮のある砥鹿神社(とがじんじゃ)の奥宮がある本宮山。山全体が神聖なる領域であり、各所に云われある岩や石仏、祠などが点在する。また、毎日登山をしてみえる方も多く、登山装備ではんくタオル一つで登ったり、ランニングで登っている人も多い。表参道となるウォーキングセンターからの登山が人気を集めている。
奥の院までは登山道に1丁(町)目から50丁(町)目まで石の標柱が付いている。潅木や檜の樹林の中を登るが所々に展望する場所もあり、坂には特徴的な名前が付けられており、また程よく岩場もありとても楽しく登ることができる。しかし、奥の院手前の登りは厳しい場所もあり決して馬鹿にできい山である。
それにつけてもこれほど素晴らしい山が近くにある豊川とその近郊の山好きの方々が羨ましい限りである。
【ルートタイム】
15時30分:駐車場⇒15時32分:登山口⇒15時41分:椎木坂⇒15時43分:鹿跳坂⇒15時50分:鶯峠⇒16時3分:展望所⇒16時8分:21丁目(林道横切り、ここから本格的な登り)⇒16時17分:馬背岩(26丁目)⇒16時22分:梯子岩⇒16時23分:蛙岩⇒16時24分:日月岩(ひづきいわ)と展望台(28丁目)⇒16時27分:猪駆坂⇒16時33分:山姥坂⇒16時37分:風越峠⇒16時42分:鳥居と清水(37丁目)⇒16時50分:山姥の足跡 ⇒16時50分:林道と合流⇒16時52分:新40丁目登山口⇒16時55分:お清水(手水舎)⇒17時13分:砥鹿神社第一神域鳥居(45丁目:天の盤座)⇒17時17分:荒羽々神社⇒17時17分:砥鹿神社奥の院⇒17時22分:砥鹿神社奥の院社務所⇒17時30分:本宮山山頂⇒17時48分:奥の院下山開始⇒18時32分:月日岩展望台⇒19時15分:登山口
15時32分 登山口
1丁目長山登山口
詳細写真1
豊川ICから約15分ほどでした。
ナビゲーションシステムで本宮山ウオーキングセンターを目印に来た。
椎木坂
登山道はとても踏み固められ整備されており歩き易い。
15時41分
15時50分 鶯峠
潅木の登山道が開ける展望エリアは鶯峠と名づけられている。
これから先この登山道に名前のつけられたポイントが多い。
檜の登山道はとても踏む固められていて歩き易い。少し上にベンチのある展望エリアがある。 16時00分
16時8分 27丁目登山口
林道を横切るとここから本格的に急な登山道が始まる。
登山堂の右側に牡丹の花が植えられていた。
馬背岩
26丁目から27丁目の尾根に露出する岩
詳細写真2
16時19分
16時22分 梯子岩
馬背岩の上部にあるきれいな階段状の梯子岩
日月岩展望台
展望台の後に日月と掘られた巨岩がある。弘法大師の書と伝えられる。
岩の表面に「日月」の文字が見え、この字を小石で書くと習字が上達するという。
16時24分
16時44分 これより砥鹿神社境内
奥の院まで約1km。
鳥居の左わきには清水が樋で引かれている。
鳥居は昭和12年名古屋市の青木鰹節店の寄進とある。
赤い檜の巨木の登山道
木の根の間を登る。ここは右側に比較的登りやすい登山道もある。
詳細写真3
16時44分
山姥の足跡(39丁目付近)
林道に出るすぐ下にある。
案内板には「太古の昔、三河に住む山姥が本宮山と石巻山を跨いで豊川で顔を洗ったと伝えられています。
登る時、靴の底でこの足跡を擦ると足が軽くなり、下る時も擦って下山します。下山の時、忘れて帰ると足が重くなると言われています」とある。
私達も当然靴を擦り、下山時も忘れずに擦りました。
16時50分
16時52分 林道から奥の院への最後の登りにかかる。林道に出て2分ほどでここに付く。林道には新40丁目とある。
お清水舎
年中枯れることのない水であるという。
16時55分
17時13分 砥鹿神社第一神域鳥居
この鳥居の手前にもう一つ鳥居がある。
荒羽々神社(あらはばききんじゃ)
祭神:大己貴命荒魂(おおなむちのみことあらみたま)
神徳:正しい勇気と身体健全を守護し特に健脚の守護神である。
左側には「東海唯一の健歩健脚の守護神」と架かっている。
社の前にはわらじが架かっていたが登山者にとってはありがたい神様である。
詳細写真4
17時14分
17時18分 社名:三河国一宮砥鹿神社奥宮
祭神 :大己貴命(おおなむちのみこと):別称大国主命(おおくにぬしのみこと)
案内板には「本宮山砥鹿神社奥宮の創祀は、文武天皇大宝年間以前より鎮座さられた事は、社伝に明らかである(約千三百年以前)、海抜七八九、二米に位する、本宮山の秀麗な山姿と全山を覆う樹林は、昔より東海無双の霊域として神聖視され、殖産の神、護国救人の守護神として広く尊崇され、明治四年の官制より三河国唯一の国幣小社に列格された、砥鹿神社の奥宮である。 大神の御神徳は弥々輝き、除災招福、交通安全、等にも広く御神威を垂れ給っている。」とある。
社務所
この手前に巨大なご神木と大福釜がある。
社務所は閉まっていたが、ガラス越しに覗くと「平成20年度砥鹿神社奥宮登山番付」が張られていた。
その番付の中に午前中に伊吹山の山頂でこの山に登ることを教えてくれたT、Y、N、Kの四氏の名前を見つけた。 
すごい人たちだったことを再確認。因みにこれらの方々は約1時間で登るとのことでした。
 因みに累計登山:7696回、年間登山:422回、 24時間往復回数:11回、最短登山時間:26分25秒というものすごい記録です。詳細写真5
17時21分
17時22分 奥の院の大鳥居
奥宮か先に歩を進めるととても広い参道にとても大きな鳥居が現われる。反対側からは車で登ってくることができる。
砥鹿神社奥の院から本宮山山頂へ
この辺りは本宮山県立自然公園として整備されている。
正面の赤い橋を渡りアンテナの立つ山頂へ向かう。
写真の左奥にみえる白いガードレールはこの下を走る本宮山スカイライン。
詳細写真6
17時27分
17時32分 本宮山山頂
広い山頂にある三角点はなんと一等三角点
電波塔が沢山たっている。
山頂はツツジがとてもきれいに咲いている。
この日の午前、滋賀県の伊吹山(1377m)に登った。山頂で豊川市から来たというとても愉快でまたとても健脚の4名のパーティーから、是非、豊川ICで降りて本宮山に登ってみたらいいと勧められて急遽やってきた。この4名はほぼ毎日本宮山に登ることを楽しんでおられる方々であった。この人達は1時間ほどで登れるといっていたが普通1時間30分から2時間ほどはかかる山らしい。
豊川ICを降りると街の彼方に左右に均整の取れた尖った山が見えた。それが本宮山(ほんぐうさん)であった。しかし前山から山頂まではなかなか奥深い山のようである。
教えられたとおり本宮山ウォーキングセンターに着き、3時30分に登り始めるとたくさんの登山者が下山して来た。登る人といえばランニング姿で走って登る数人だけだった。それにしても老若男女が楽しんでいるのに驚いた。最初は踏み固められたなだらかな尾根道であるが後半は岩場もあり決して侮れない山である。奥宮までは登山口の1丁目から50丁目の石柱が立てられており道々に特徴的な名前が付けられ、歴史を楽しみながら登ることができた。また途中に2ヶ所水場があり、タオル一つで降りてくる方を見かけた理由が理解できた。
奥宮には立派な社殿があり、それを越えて本宮山に着いたときには夕暮れ迫る5時30分ほどであったが三つ葉ツツジと山桜が迎えてくれた。
帰りに、奥宮の社務所に立ち寄るとすでに閉まっていた。伊吹山の山頂で本宮山登山の記録に関する番付表があると聞いていたため、ガラス越しに山頂で書いていただいた4名の名前を確認しようとしたが、薄暗くガラス越しでは確認できなかった。そこでデジタルカメラの感度を最高に上げ、またRAWモードで写真を撮り、家でデジタル処理をして確認したら、累計登山記録、年間登山記録の中に4名の名前を確認できた。Dr.T さん累計463回、年間104回、Yさん累計628回、年間124回、Nさん累計617回、年間123回、Kさん累計531回、年間34回と確認で、山頂での約束を果たすことができた。これだけ登っているためとても健脚なのであろう。素晴らしい山を教えていただき本当に有難うございました。
しかし、遅く登り始めたため下山の途中からはヘッドランプを使って降りてきた。お陰で馬背岩の展望台や途中の展望スポットから街の灯のともる豊川の夜景とともに、暗闇の中、五感を研ぎすまして本宮山の自然を肌で感じる下山を楽しむこともできた。
豊川近郊の山好きの方々は素晴らしい山をお持ちで羨ましい限りである。私達夫婦にとっても、とても思い出深い山になりました。また登りたいと思っています。
追記:帰ってから、愛知県碧南市に住む、昨年たまたま常念岳で一緒になり、次に登った五竜岳で運命的に再会した山の友人に伊吹山と本宮山に登ったとメールしたら、同日本宮山に登り2時間ほど前に下山していたとのこと。なんという偶然であろうか。またどこかの山で会いましょう。
2009年4月19日撮影 CANONG10

HOMER’S玉手箱 麹町ウぉーカー(麹町遊歩人) 会津見て歩記 甲府勤番風流日誌 伊奈町見聞記 鹿児島県坊津町 Good Journey(よい旅を!)