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「夕日の日照る国」と「国のまほろば笠沙の春」

2020年3月21日にニニギイノミコトが上陸したと伝えられる南さつま市笠沙町黒瀬の海岸の舞瀬と呼ばれる岩でニニギイノミコトに扮した男性が神に感謝の舞をおこない、そのあとミュージシャンYULYさんがコノハナサクヤヒメに扮して歌うというイベントが行われた。
本来、21日に野間池神社で奉納してから、22日にこの黒瀬の海岸でのイベントの予定であったが、天気が崩れる予報であったため、この海岸での舞を先に行った。
天気にも恵まれ舞手は枇榔島を背景に素晴らしい岩場の舞台で踊れたことに満足だったのではないだろうか。
ここで紹介するのはこの写真のコノハナサクヤヒメに扮して歌ったミュージシャンのYULYさん。
彼女の「夕日の日照る国」というCDを聞いたがYULYさんのおごそかな歌詞と歌声に感動した。
そこで東京に住んでおられる高校の大先輩の俳人有馬澄廣先輩にCDをお送りして聞いて「国のまほろば笠沙の春」という句集にして送っていただいた。ただただ感激である。
YULYさん、有馬さん本当にありがとうございました。久しぶりに感動しました。
3月15日のリハーサルの時のYULYさん。
本来は向かいにある舞瀬という岩にわたる予定であったが時化のため渡れなかった。

3月21日の本番は最高の条件で開催されたが写真は主催者側から提供されていないため残念ながらお見せできません。
ミュージシャンYULYさんのCD「夕日の日照る国」のジャケット



YULYさんの公式サイト
YULYへどうぞ。
 この笠沙は古事記や日本書紀で「明日の直刺す国、夕日の日照る国 ここはいと良きところ」と書かれている。
これがYULYサンの歌う天孫降臨でニニギイノミコトが高千穂に降り立ち、笠沙の宮でコノハナサクヤヒメと出会い、神武天皇につながる御子を出産するまでが格調高く歌われる。
 私の尊敬する高校の先輩の俳人有馬澄廣氏にこのCDを聴いていただき作って送っていただいた俳句。
私のFBの投稿にいつも素晴らしい俳句を送っていただくためお願いしたのだが、このように「国まほろば 笠沙の春」とうい句集にしていただけるとは思ってもみなかった。
575・17文字の言葉の力を実感した。

私の詠んだ古事記のHP
国まほろば笠沙の春

・歌声は神代の調(かみよのしらべ)花万朶
・陵に歌捧ぐ姫春の月
・歌姫の声おごそかに春の宮
・岩座(いわくら)に歌舞捧げゐる春の宮
・姫の歌神聞き給う春の宮
・笠沙てふ国まほろば花万朶
・夕日の日照る国てふ笠沙春の潮
・むらさきは太古の色よ花すみれ
・里人の守る神々花満てり
・潮騒に太古を偲ぶ野菊径
・薩摩野菊揺るる神代の里の径
                  有馬 澄廣
 管理者による補足
・「まほろば」は素晴らしいところという古語である。古事記の中巻景行天皇の段で使われている。
・花万朶(はなばんだ)と読み多くの花の咲く枝の意味

8番の「すみれ・」・以降については有馬さんが私のHPの神話と老いらくの恋の歌人川田順のページを見て読んでいただいたため、昭和14年に川田が「冬知らぬ 薩摩野菊の 咲くところ 神代の蹟の 磯におりたつ」と詠んでいる歌碑に由来する。

2020年4月7日


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