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スキーの手入れ

@ 古いワックスを剥ぎ取り滑走い面のごみを取りきれいにする。
上級者の場合この段階でストラクチャーといわれる細い傷を滑走面に入れていく。
ストラクチャーにはストレートとクロスがある。紙やすりを使ったり専用の金属ブラシを使う。
スキーの滑走面に傷を入れるというと一見不思議な様に思えるが、この傷を入れることにより、ワックスの染み込みが良くなり滑りが良くなる。
しかし、板の中にアルミ板を挟んでいるようなレース用の硬い板以外ではあまり意味がないといわれている。

*このチューンナップ台は東山スキースポ少の三星監督が作ってくれたもの。
A アイロンでワックスを溶かして板に垂らしていく。
そしてアイロンでたらしたワックスを焦げないように伸ばす。
B ワックシングペーパーを使い垂らしたワックスを板全体に均等に伸ばしていく。
このとき熱をかけ過ぎて滑走面を焦がしたりしないように注意。
全体に伸ばしたワックスが延ばした瞬間に滑走面に一瞬に吸い込まれていくような感じにする。
伸ばしたときにムラがあるようではだめ。一瞬にしみこむ感じ!!
C 20分ほど置いてからスクレーパーを使い全体に伸ばしたワックスを剥がしていく。
当然トップからテールに向けて剥ぎ取る。
 ワックスを剥ぎ取ることは不思議に思われるかもしれないが生ワックスが板についていると板は滑らない。
滑走面のポロエチレン分子の約0.2ミリほどの厚さにワックス成分をしみこませる。これで板が滑るようになる。

スクレーパーはやすりを使って角をしっかりと立てておかないとワックスをしっかりと剥ぎ取ることができない。
レースの場合、スタート小屋の周りで選手やコーチたちがワックスを剥ぎ取り、電動ブラシかけて最後の調整をする。
D ワックスを剥がした後、ブラシを使い細かいゴミやほこりを取り除く。馬毛、フラスッティク、銅などブラシ。用途に合わせて使い分ける。
E ペーパーや専用の布を使ってきれいに拭き仕上る。
F ベースワックスの仕上げが終わったら、その日の雪質にあわせて下の写真にあるようなワックスを調合して二度目のワックスをかける。
このワックスはホーメンコール。
G ワックスにはいろんな種類が雪質に応じて使い分けます。
速くすべるにはワックスや板の手入れは当然のこと。
H スキーの手入れの中で一番難しいのはエッジの調整。
エッジの角度は90度とは限らない。現在ではエッジに角度をつけることが行われている。とはいってもそれなりの滑りの質を実感できるレベルにおいてであるが。しっかりとエッジを立てた後ケバをとって怪我のないようにする。
最後にスキー板のトップとテールのエッジをサンドペーパーで角を取る。
滑ってみてっトップとテールが引っ掛かり、スキーの板が外に開いたりターンの後半にテールの切れが悪く引っ掛かるようなら、サンドペーパーで調整する(エッジの角を取って丸くする)。
メンテナンスの後は小さなサンドペーパーをポケットに潜ませて持って行くのが必要。
I この板はフォルクルのGS用のP40モデルの板。

2002年2月3日更新